◆編集後記
■俳誌「百鳥」1月号より
◇謹んで年頭の御祝福を申し上げます。
「百鳥」創刊30周年の年を迎えました。54頁に掲載のとおり記念行事を予定しております。誌友の皆様にとり充実した1年となりますよう祈念しております。
◇「百鳥作品評」、先月号まで甲斐由起子氏にご執筆いただきました。切れ味のよい筆鋒が印象深く、誌友の励みとなりました。御礼を申し上げます。新年号からは「知音」同人の井出野浩貴氏にご執筆いただきます。第1句集『驢馬つれて』で第38回俳人協会新人賞を受賞、昨年上梓の第2句集『孤島』も生活実感に裏打ちされた端正な秀吟が多く記憶に残る一冊です。誌友の作品をどのようにご鑑賞いただけるか楽しみです。4か月の連載よろしくお願い申し上げます。
◇年末号の増頁のため休載いたしました「自句のほとり」「俳句の共感覚」を本号より再開いたします。自句自解を通して作者の素顔が覗く「自句のほとり」は編集子も楽しみにしている欄の一つです。「俳句の共感覚」はなかなかの〝硬派〟の論文で、異例の長期連載継続中。本年からは現代作家の作品を対象とした論考が始まる予定で、大串章作品も登場します。どうぞご期待ください。(望月周)
■百鳥俳句会公式サイト
◇百鳥俳句会の公式サイトを立ち上げました。広く一般の方々に「百鳥」の活動を知ってもらうこと、また誌友(同人・会員)への連絡等を目的としています。利便性の向上のため、皆様からのご意見・ご要望をお待ちしております。