◆編集後記
■俳誌「百鳥」5月号より
◇「百鳥作品評」は、抜井諒一氏(「群青」)の初回となります。第65回角川俳句賞を受賞、第2句集『金色』で第7回千葉県俳句大賞を受賞されています。一つのモチーフを様々な視点から丹念に観察される作家です。作品鑑賞も楽しみです。
◇昨年逝去されました清水哲男さんを偲んで、詩人の井川博年氏、「絵空」の土肥あき子氏に清水さんにまつわる一文をご執筆賜りました。ご多用のところご寄稿いただき感謝申し上げます。お二人は、2月15日に開かれました「清水哲男さんを偲ぶ会」開催にご尽力されました。同会への参加記を滝本香世氏にレポートしていただきました。あらためて、清水哲男さんと「百鳥」の縁が思われます。見出し部の清水さんの顔写真は、百鳥創刊5周年記念号で大串主宰と対談をされた折の撮影です。「百鳥」は来年、創刊30周年を迎えます。
◇その創刊30周年を記念して『百鳥俳句選集 第Ⅴ集』を刊行いたします。詳細は59頁の要項をご覧ください。奮ってご参加を。
◇本号は創刊350号となります。各地の誌友に初夏を詠んでいただきました。全国津々浦々で皆さんが掛け替えのない季節の一齣一齣を詠まれている日々が実感されました。随時掲載したい企画です。(望月周)
■百鳥俳句会公式サイト
◇百鳥俳句会の公式サイトを立ち上げました。広く一般の方々に「百鳥」の活動を知ってもらうこと、また誌友(同人・会員)への連絡等を目的としています。利便性の向上のため、皆様からのご意見・ご要望をお待ちしております。