◆今月の主宰作品

◆今月の主宰作品
■冬銀河 大串章
水ぐるま凍りて刻を止めにけり
朴落葉おほらかに日を浴びてをり
浮寝鳥鳥には鳥の一世あり
冬あたたか何度も蝶に出会ひけり
民宿の目貼りの部屋に一人酌む
冬銀河佐渡の荒波思ひけり
蓮枯れて素顔の水の通り過ぐ
過去よりも未来を思ひ日向ぼこ
冬空に己が行く末問ひにけり
音楽祭終はり湖上に冬の月
着ぶくれて傘寿に思ふことのあり
逝くときも空に舞ふ鷹見たきかな
<一部、「俳句」1月号と重複>
■冬銀河 大串章
水ぐるま凍りて刻を止めにけり
朴落葉おほらかに日を浴びてをり
浮寝鳥鳥には鳥の一世あり
冬あたたか何度も蝶に出会ひけり
民宿の目貼りの部屋に一人酌む
冬銀河佐渡の荒波思ひけり
蓮枯れて素顔の水の通り過ぐ
過去よりも未来を思ひ日向ぼこ
冬空に己が行く末問ひにけり
音楽祭終はり湖上に冬の月
着ぶくれて傘寿に思ふことのあり
逝くときも空に舞ふ鷹見たきかな
<一部、「俳句」1月号と重複>