このサイトは百鳥俳句会の公式サイトです。

URLhttp://momotori.com/
百鳥俳句会公式サイト

◆更新情報

2024/3/9 「百鳥会公式サイト」2月号、アップいたしました。

◆主宰巻頭言(「百鳥」令和元年6月号)

■百鳥の飛翔 ―平成から令和へ― 大 串 章
 「百鳥」創刊号(平成6年4月号)に〈俳誌「百鳥」を創刊する。特に綱領は定めない。「百鳥」の名のように、各自が各自の方法で飛びたてばよい。ただ、有季定型だけは尊重していきたい。(中略)「百(もも)鳥(とり)」の誌名は、「梅の花今盛りなり百鳥の声の恋しき春来たるらし 田氏肥人」(万葉集巻五)からとった〉と記した。俳句の3要素である写生・抒情・滑稽のどれを主軸にするかは各自が決めて各自の方法で句作すればよい、としたのである。
 「梅の花」の歌は『万葉集巻五』の「梅花の歌三十二首并せて序」の20番目に出てくる。その「序」に「初春(しょしゅん)の令(れい)月(げつ)にして、気淑(よ)く風和(やはら)ぎ。」という文言があり、その「令」と「和」から新元号「令和」が生まれた。国書を典拠とする初の元号で国内外の注目を浴びたが、「百鳥」としては、結社名の典拠とした歌の「序」から新元号が誕生したということで、尚一層感慨深いものがある。平成から令和へ「百鳥」が力強く飛翔し続けることを願う。

◆最新情報・お知らせ

■第30回鳳声賞受賞者発表(同人対象の結社賞)
 後藤 雅夫

■第30回百鳥賞受賞者発表(会員対象の結社新人賞)
 森 はじめ
 豊田 昌代

■第5回帆翔賞(作品20句/同人〔一部除く〕・会員応募)
 帆翔賞  林喜久子
  準賞  早瀬和子
  佳作  國田欽也
      中條ひびき
      長浜よしこ
      堀木基之

■第62回俳人協会賞
 森賀まり句集『しみづあたたかをふくむ』

*すべての受賞(2016年1月以降)をご覧になるには ⇒ こちらをクリック♪

■新刊案内
大串章 句集『恒心』 百鳥叢書124篇 発行所/角川文化振興財団 定価/2970円(税込)
 ※百鳥発行所の在庫分が完売となりました。
  以後のお申し込みは株式会社KADOKAWAまでお願いいたします。

太田土男著『松崎鉄之介 ―俳句鑑賞ノート― 』 百鳥叢書137篇 私家版 頒価/1800円

北川玉樹句集『壮年記 』 百鳥叢書136篇 東京四季出版 定価/2970円(税込)

北川玉樹句集『青年記 』 百鳥叢書135篇 東京四季出版 定価/2970円(税込)

松田雄姿 句集『天恵』 百鳥叢書134篇 私家版 頒価/ー

森賀まり 句集『しみづあたたかをふくむ』【新装版】 百鳥叢書125篇 ふらんす堂 定価/2750円(税込)

太田土男著『大野林火 ―俳句鑑賞ノート― 』 百鳥叢書133篇 私家版 定価/定価1800円

松本珍比古 句集『花蘇芳』 百鳥叢書132篇 発行所/角川文化振興財団 定価/定価2700円(税込)

𠮷見シナヨ 句集『おもいでの日々』 百鳥叢書131篇 発行所/文學の森 定価/2000円(税抜き)

徳永真弓 句集『日降坂』 百鳥叢書130篇 発行所/ふらんす堂 定価/定価2860円(税込)

太田土男 著 『季語深耕 田んぼの科学 -驚きの里山の生物多様性-』 百鳥叢書129篇 発行所/コールサック社 定価/2000円(税別)

山下明宏 句集『邂逅』 百鳥叢書128篇 発行所/ふらんす堂 定価/2970円(税込)

森賀まり 句集『しみづあたたかをふくむ』 百鳥叢書125篇 発行所/ふらんす堂 定価/2800円(税別)

影島 智子 句集『畑が呼んでゐる』 百鳥叢書127篇 発行所/文學の森 定価/2970円(税込)

青池 亘 句集『海峡』 百鳥叢書126篇 発行所/東京四季出版 定価/2970円(税込)

『自註現代俳句シリーズ 石﨑宏子集』 百鳥叢書123篇 発行所/公益社団法人俳人協会 定価/1200円(税込)

森 加名惠 句集『歩き神』 百鳥叢書119篇 発行所/ふらんす堂 定価/1980円(税込)

藤井淑子 句集『野薔薇』 百鳥叢書122篇 発行所/喜怒哀楽書房 定価/2000円(税別)

太田土男 句集『草泊り』 百鳥叢書121篇 発行所/ふらんす堂 定価/1800円(税別)

若林杜紀子 句集『みづうみ』 百鳥叢書120篇 発行所/ふらんす堂 定価/2500円(税別)

◆創刊のことば(「百鳥」平成6年4月号より)

■「百鳥」創刊25周年
 平成6年4月に創刊された「百鳥」は、令和元年に創刊25周年を迎えました。
 「百鳥」平成31年3月号は、創刊25周年記念号として特別企画を多数掲載。
 大串章主宰と詩人・八木幹夫氏との記念対談、
 記念コンクール(俳句の部/評論の部)の受賞者発表、
 同コンクール俳句の部、選考座談会ほか、
 主要同人や新鋭・中堅作家の特別作品などが掲載されています。
 また、創刊25周年を記念して、誌友の最近5年間の自選作品をまとめた、
 「百鳥俳句選集 第Ⅳ集」も発刊されています。